ポノ
ハワイ語の Pono
語るには勇気の要る言葉でもあります。
何故ならそれは「正しさ」を示す言葉だから
ハワイでは別れ際に 「Malama Pono」という言葉をかける事が良くあります。
「貴方のポノを大切に」
それは自分と自然や人々 周りを取り巻く全てのものとの調和が取れている事
それ以前に
自分自身が 自分にポノであるか?
という問いかけを常に行う事
自分で自分を偽っていないか?
魂や自分の腹の声を聞いているだろうか?
心から感じている事に蓋をしてないだろうか?
ある基準でセルフチェックをして行きます。
それは 頭 (思考)
ハート(感情)
腹 (真実)
3つが 統一して一貫性が有るか?夫々がバランスを保ってハーモニーを取っている状態で有るか 内観してみます。
クプナ(長老)やカフナ(シャーマン)クム(先生)は 一目見ただけで その人がどんな状態であるか 見透かしてしまうので 嘘がつけません。
私たちは もっともっと深くお腹の底にある感覚を感じ取り 自分自身の本質を学ぶ必要があります。
また 自分が誰だか知っている事
自分を取り巻く社会と 調和を取る為にも 自分が何者か知っておく必要があります。
「貴方は誰ですか?」
と聞かれた時
貴方はどんな答えを持っていますか?
私は妻で母で姉で友達で娘で孫で会社の同僚で。。。で?
自分って誰なんだろう?
自分の肩書きや社会的立場を全て脱ぎ去り 個としての自分の本質に出会った時 やっと初めて自分と出会う事ができます。
自分と出会う事で
本当にやりたかった事が出来る様になり
そうでありたい自分になる事が可能になるのです。誰かのためにでは無く 自分の本来の道や生き甲斐を歩む事が出来る。
自由 それは字のごとく
自らを由とする事です。
全てのソースが自らに在る為には
当然 己を知る という事が不可能な訳です。
誰の支配も受けず自由な魂を ハワイではEAと言います。その魂は 直接神(ソース)と繋がっており 間に人を置きません。
ここが都会の文明社会と大地に根付いた文化を持つネイティブ文化の特徴的違いとなります。
真の幸福や
平和で戦いのない世界を実現化させる為には このヴァリューが必要不可欠となるわけです。
ポノは全ての宇宙的思想と全く共通する価値観を持っていますか。
仏教でいうところの中庸であったり
カソリックのジャストや0ポイント
ラムダスのビーヒアナウ(イマココ)
その様な 時という観念のない一瞬の状態を指しています。
人生も宇宙も自然も常に波の様に動いています。月の満ち欠けが 人の心に大きく影響を与える様に この世は常に波の様に変動しながら未来へ変動し続けています。
ヤジロベーを思い浮かべてください。
中心軸があり バランスが取れている為 力を加えて揺らしても また中心に戻る。
ホオポノポノは そのように ポノの状態を常に目指して行く道を示しています。
バランスを崩しても 直ぐに中庸に、中心軸に戻れる様に 自分自身を浄化する事です。
いつでも 自分の本質に戻り
本質から答えを見出せる様に
私たちの心にある怒り 嫉妬 悲しみは ポノである為に 浄化をして行く必要があります。
そして 自分のポノを見出した時 それらのトラウマは居場所を失い 浄化される方向へ進んで行くでしょう。
完璧で正しくあるという事よりも
完璧ではない自分を受け止め 認め
自分を愛する事
一瞬 一瞬 自分の本質と対話し
自分自身をケアして行く事
こそがポノへ向う道
ホオポノポノです。
幸福への近道
古代ホオポノポノ
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